国内女子ツアー

「自分の中で100点」 尾関彩美悠が一発合格へ会心「67」

2021/11/03 17:09
渋野日向子の後輩・尾関彩美悠が「67」でプレー(写真は2021年NEC軽井沢72ゴルフ)

◇国内女子◇最終プロテスト 2日目(3日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)

尾関彩美悠(おぜき・あみゆ、岡山・作陽高)が1イーグル5バーディ、1ダブルボギーでこの日のベストスコアに並ぶ「67」をマーク。通算6アンダーで首位と1打差2位タイに浮上して初挑戦のプロテストを折り返した。

1番でバーディ発進すると、4番(パー4)では残り120ydからPWのセカンドを放り込むイーグル。「ピンには真っすぐ行ったと思ったけど、打ち上げで(グリーン面が)見えなくて。ビックリしたけど、すごくうれしかったです。イーグルが入った時点でツイてる日だなって思いました」と笑顔で振り返った。

6番で3オン3パットのダブルボギー。前日5番でもダブルボギーをたたいており、「きのうと同じことをしている」と悔しがったが、引きずることなく後半10番(パー5)から3連続バーディを奪った。最終18番も残り75ydをウェッジショットで1mに絡めるバーディで締めくくった。

渋野日向子を輩出した作陽高で腕を磨き、6月「日本女子アマ」を制覇。「女子アマを優勝してから、たくさんプロの試合に出させてもらって、プロの難しいコンディションで回ってきた」。10月には「日本女子オープン」で11位に食い込むなど、自信を深めて乗り込んできた。

「自分的には一番大事だと思っていた初日をアンダーパーで回れた。ここから上げていく自信はあったので、気持ち的には緊張しなかったです」。会心のプレーにうなずきつつ、「きょうは出来過ぎなくらい。自分の中で100点だと思います。(逆に)いいプレーすぎたので、毎日続くようなゴルフじゃない。気を緩めずにこの位置で終われたらいいな」と残り36ホールを見据えた。