渋野「この状況では難しい」 原「いい判断」/女子OP2日目中止
2021/10/01 11:36
◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技(1日)◇烏山城CC(栃木県)◇6550yd(パー71)
前夜から降り注ぐ雨は弱まることなく、いったんスタートした大会2日目の競技は中断され、午前10時6分に中止が決まった。
スタートしていた計9組のスコアは取り消され、2日(土)に第2ラウンドを実施。3日(日)に第3ラウンドを行い、予備日として組み込まれていた4日(月)に最終ラウンドを行う。
中断後の午前9時50分にスタートする予定だった稲見萌寧は「アンフェアは仕方ないんですけど、(スコア取り消しは)ちょっと厳しすぎるかなとは思いました。明日からは平等にできるんで、それは逆に良かったんじゃないかなと思います」と話した。
6時前にはコースに到着していた同組の渋野日向子は「普通にやる気満々で来たんですけど、途中の雨の降っている感じとか、着いてからの感じとか見て『今日どうなるんだろう?』と思いながら準備はしていました」
「やろうと思えば頑張ったし、だけど、結局中止になって正解だと思います。この状況じゃ難しいですよね。明日また切り替えて、良い位置で決勝ラウンドを迎えられるように頑張りたいです」と気持ちを切り替えた。
前年覇者の原英莉花は「いい判断をしてもらって良かった」と悪天候でのプレー回避に安どした。ツアーでは1年ぶりとなる月曜決着に向けて「長丁場になるなとは思いますが、月曜日が日曜日のつもりでしっかりと頑張りたいと思います」と意気込んだ。(栃木県那須烏山市/石井操)