稲見萌寧 ウオノメはシューズの「個体差」が原因か

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 事前（2日）◇ゴルフ5カントリー 四日市コース（三重県）◇6563yd（パー72）

稲見萌寧は小雨の中、アウトコースを中心に調整。初めてのコースで2週連続優勝に期待もかかるが、「体力的にきつくて疲れてはいるけど、伸ばし合いになるかなと思っている」と3日間を見据えた。

5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」2日目にはツアー記録となる13バーディを奪って優勝。バーディ合戦は望むところだ。

前週「ニトリレディス」最終日は「歩けないぐらい痛い」というウオノメを抱えながらも優勝を遂げた。

「新しい靴の個体差で合わなかったのかも。同じモデルのやつに替えました」。治療はしていないが、大会後はこれまで同様のトレーニングを行ってコース入りするなど万全を強調した。

賞金ランキング2位につけ、トップの小祝さくらとは約214万円差。初日は小祝と2019年から数えて15回目の同組となった。

「打つリズムは同じだし、うまいなと感じる」と敬意を払うも、東京五輪・銀メダリストとしての意地もある。ツアー9勝目となれば、賞金ランクは首位に浮上。初の賞金女王へ、一気に突っ走りたい。（三重県四日市市／玉木充）