国内女子ツアー

47歳・福嶋晃子が涙のシニアツアー初優勝

2021/06/19 14:18
2010年以来の優勝を果たした福嶋晃子(Getty Images)

◇国内女子レジェンズツアー◇JLPGAレジェンズチャンピオンシップ CHOFUカップ 最終日(19日)◇下関ゴールデンゴルフクラブ(山口県) ◇6292yd(シニア)、5687yd(グランドシニア)◇パー73

単独首位から出た福嶋晃子が3バーディ、4ボギーの「74」で回り、通算5アンダーでシニアツアー初優勝を飾った。

出だし1番から2連続ボギー。一時は鬼澤信子に首位の座を譲ったが、6番からの5ホールで3バーディを奪い返した。

飛ばし屋として一時代を築き、国内女子ツアー24勝、米女子ツアー2勝を誇る47歳。2010年のレギュラーツアー「CATレディース」以来の優勝となった。

「すごい久しぶりなので(優勝は)こんな感じだったのかな。いっぱい泣いちゃいました」と涙のV。「子供が生まれてから初めての優勝。(家族が)喜んでくれると思う。コロナ(禍)がなかったら現地で見せてあげたかった」と話した。

後半11番までにスコアを5つ伸ばした鬼澤は13番(パー3)から5連続ボギーをたたき、岡崎綾子と並んで3アンダー2位でフィニッシュ。

60歳以上のグランドシニアの部は単独首位スタートの若浦みどりが「72」で回り、通算5オーバーで逃げ切った。