吉川桃は4打差3位 妹とともに目指すツアー初V
2021/05/28 20:57
◇国内女子◇リゾートトラストレディス 2日目(28日)◇セントクリークGC (愛知)◇6605yd(パー72)
23歳の吉川桃が第2ラウンドを4バーディ、3ボギーの「71」で回り、トップと4打差の通算6アンダー3位で週末へと折り返した。初日に6ホール終え、この日は30ホールをプレーした。
前夜は午後9時30分ごろに就寝。この日は午前3時に起床し、4時40分にコース入りした。「おにぎりとか甘いものをたくさんキャディバックに詰め込んだ」と準備万端で「リズム良く一日回れた」と振り返った。
好調のきっかけとなったのが115ydからのショット練習。予選落ちを喫した3週前の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」以降から、つま先上がり、つま先下がり、左上がり、左下がりと様々な傾斜から練習した。「6I、7I、8I、PWで、30球中20球をピン5mに寄せたら終わり、というのをやっていた。お父さんと一緒に考えて」
さらに今週キャディを務めるのはプロを目指す妹の吉川くるみさん。2週前に行われたプロテスト2次予選で1打足りず最終に進出できず。そんな時期にキャディをお願いしてのタッグだった。
「たくさんのプロの選手がいるなかで、練習方法やプレーを見て本人がいろいろ気づいてくれたらいいなと思ったのも理由の1つです」。最高のお手本としてツアー初優勝をつかむ。(愛知県豊田市/石井操)