国内女子ツアー

三浦桃香がツアー撤退を決意 テレビで告白「紫外線アレルギー」

2021/04/17 14:11
三浦桃香※撮影は2020年(提供:JGTO)

プロゴルファーの三浦桃香(22)がツアーからの撤退を決意した。17日にBS-TBSで放送された「裸のアスリートII」で告白した。理由は紫外線アレルギーのため、としている。

三浦は番組の中で「2日間(日光を)浴びると肌は腫れるし、炎症が出る」、「試合中が一番キツかったです。毎週『死にたい、消えてなくなりたい』と思っていました」などと語った。

1999年2月生まれで、いわゆる「黄金世代」の三浦は2019年に3度目のプロテストを受験したが、原因不明の発疹を理由に棄権した。

ティーチングプロの資格取得にも挑戦し、今年は延期となっていた20年度のプロテストを受験予定だったが、見送っていた。試合は20年に出場した国内男子下部ツアーを「最後の試合」と決めていたという。番組の中で三浦は「ゴルフが大好きなので、ゴルフには携わっていきたいです」とし、「(ツアー引退は)もったいないと思うし、しょうがないなと思います」と話した。

テレビ放送後にはツイッターに「裸のアスリートII 見てくださった方、ありがとうございました。これからも自分らしく頑張っていきたいと思います」と投稿した。

三浦は17年のファイナルQTで34位に入り、単年登録の資格でプロ転向。19年まで同資格で出場し、18年4月「サイバーエージェントレディス」の7位が最高位だった。レギュラーツアーは19年10月の「スタンレーレディス」、下部ツアーは同月の「京都レディース」が最後。翌月のプロテストを途中棄権したため、同年から受験要件がテスト合格者らに限られるようになった予選会(QT)を受けられず、20年以降はツアーへの出場資格を喪失していた。