小祝さくらは痛恨OBに「自分でも分からない」
2021/04/02 19:13
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目(2日)◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇6564yd(パー72)
一瞬、目を疑うような光景だった。首位と2打差の2位につけて迎えた最終18番(パー5)、小祝さくらのティショットは高く吹け上がって右斜面へとスライスしながら消えていった。
OBとなり、打ち直しの3打目はフェアウェイに置いたものの、続く4打目は再び右へ曲がってラフの中。アプローチはグリーンをオーバーして6打目でようやくピン下1m強につけたが、このダブルボギーパットを引っ掛けて、トータル「8」。トリプルボギーで通算4アンダー7位へと後退した。
「そこまではずっと良かったけど、最後はいきなり身体が止まってしまって…。自分でも本当に分からないです。まさか、あんな球が出るとは思っていなかったので。まあ、そういう時もあるかなぁという感じです」と小祝。
トリプルボギーは予選落ちした昨年「NEC軽井沢レディス」2日目以来、じつに55ラウンドぶりのこと。「集中力が最後に切れたんじゃないかと思います。最後はパットもミスしてしまって、ミスだけでした。あと2日あるので、しっかり巻き戻せるよう(※コメントまま)にしたいです」と意気消沈した。(静岡県袋井市/今岡涼太)