国内女子ツアー

小林浩美会長の6期目承認「ツアー主催化へ舵」

2021/03/15 17:44
再任された小林浩美会長(中央)と新体制の理事ら(提供:JLPGA)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、定時社員総会を開き、小林浩美会長の再任を承認した。昨年12月に理事による互選で6期目が内定していた。任期は2年。小林会長はリモートで行われた記者会見で「新たなメンバーで再スタートとなりました。引き続きよろしくお願いします」と挨拶した。

2013年に立てた中期計画をもとに、今後について「ツアーの主催化に向けて大きく舵をきっていきます。スポーツビジネスの確立を念頭に置いておりますし、コロナになって天変地異と世の中の変化が激しい。そういうところでも強固な地盤づくりを目標に発展していきたい」と抱負を語った。

7月末には楽天を特別共催に迎えてJLPGA主催の新規大会「楽天スーパーレディース(仮称)」を開催する。昨年6月ごろから他大会の主催者に向けて、「協会がどういう方向性でやっていきたいのか」といった考えを個別に伝えて話し合いを進めているという。「完全に協会が自立していろんなことを運営していく」と話しており、チケット販売や動画中継なども今後の検討課題となる。

総会に引き続き行われた理事会で決まった役職及び担当は以下の通り。

新体制(敬称略)
会長 小林浩美
副会長(トーナメント事業部) 寺沢範美
副会長(ティーチング事業部) 松尾貴子
副会長(管理事業部) 松尾恵
専務理事 小田美岐
理事 森本多津子
理事 浅田真弓