森田遥は好調維持 「準地元」でリベンジへ

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ初日（12日）◇土佐CC（高知）◇6228yd（パー72）

先週、優勝争いを繰り広げて2位となった森田遥が今週も初日を4アンダーで終え、首位と1打差3位の好スタート。香川県出身の24歳にとって「準地元」の大会で好調をキープしている。

「4日間で1打はどうにでもなると思った」という沖縄での惜敗。「次の日、朝起きてからむっちゃ『くそー』って思いました」と終わってからこみ上げてきた思いを明かした。

ここ土佐CCは17歳のアマチュアだった2014年に3位に入った試合でもある。「あのときは16番で短いバーディパットを外してしまった。勝ってもおかしくない試合だったし、すごく思い入れがある」と振り返る。今週は、集中力を高める要素に事欠かない。

「先週はバーディが多かったけど、その分ボギーも多かった。今日は最初にボギーが来てから、もうボギーを叩かないようにしようと思って2.5mくらいのパーパットを3つくらい決められた」と気合のプレーに満足そうにうなずいた。この日の1打も最終日の1打も、ストロークとしては同じ1打。これまで味わった悔しさを無駄にはしない。（高知県香南市／今岡涼太）