国内女子ツアー

ゴルフきょうは何の日<9月23日>

2020/09/23 06:50

2017年 表純子の連続出場記録が241試合でストップ

鉄人・表純子の長きにわたった挑戦に幕

表純子が2011年の国内女子ツアー開幕戦から約6年にわたって続けていた連続出場記録(出場基準が限られる試合を含む)が、ツアー史上最長の241試合で途切れた。同年は「日本女子オープン」の出場権がなく、ツアー優勝者に与えられる資格をつかむしかなかったが、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目、通算5オーバー74位で予選落ちを喫した。

当時43歳だった表は右肩三角筋に炎症を起こしており、「フィニッシュ時に痛みが出ることで、振り切るのがやっと」という状態だった。ドーピングを懸念して痛み止めなどの注射も打たずに出場していた。

過去には、大会前日に訃報に接し、台風接近で激しい雨のなか車で往復約600キロを走らせて、家族の不幸を乗り越えて出場した試合もある。「(記録更新が)なくなったのは少し寂しい。でも、休めないというプレッシャーからの解放感はあります」。長きにわたった挑戦にピリオドを打った。

※出場人数が限られるメジャー大会などを除いた最多連続出場試合数では今堀りつが1982年~95年に記録した482試合がある。