16番で再びの池ポチャ 安田祐香「去年と同じことしてる」
2020/08/29 20:01
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 3日目(29日)◇小樽CC(北海道)◇6695yd(パー72)
快調に飛ばしていた安田祐香は再び小樽CCの16番で流れを止めた。「噛んだとかはなかったんですけど、右にいっちゃいました」と5Iの第2打を右手前の池に入れてダブルボギー。初めてスコアを落とし18番もボギーをたたき、トップと7打差の7位に後退した。
アマチュア優勝がかかった前年大会も上位争いを繰り広げていた第3ラウンドで同じ池に入れた。そのときは4UTだった。「距離的には4UTだけど(球が上がらず)ドロップするかも」。クラブを持ち替えたが「去年と同じことをしている」。前半5バーディの猛チャージで一時首位の背中を視界にとらえただけに悔しさが募る。
「ショットがすごく良くなってきている。バーディチャンスにつけているのでそこはいい感じ」と調子は上向いている。「(グリーンを狙わず)アプローチでもいいと思って打つか…どうやってやればいいかな。池を回避して奥のバンカーにも入れないように」と16番攻略法が頭を悩ませる。
オーガスタナショナルGCなどを経験してきた19歳は「今まで回ってきたコースの中でも、刻みにくいし結構難しい」とコース難易度を実感しながら「ティショット次第ですけど、良いところに置ければバーディを狙っていきたい」と鬼門でのリベンジにも目を向けた。 (北海道小樽市/石井操)