国内女子ツアー

「主催者は慎重に」と首相 ゴルフツアー開催はますます不透明

2020/03/20 21:10
世界各地を脅かす新型ウイルス

安倍晋三首相は20日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、大規模イベントについて「主催者がリスクを判断して、慎重な対応が求められる」と要請した。開幕5試合の中止が決まった国内女子ツアー、4月16日に国内開幕を予定する男子ツアーの開催は今後も、不透明な状況が続きそうだ。

安倍首相の発言は、19日に出された政府の専門家会議の提言を踏まえたもの。提言では、大規模イベントは(1)多くの人が一堂に会するという集団感染リスク、(2)会場のみならず、その前後に人の密集が生じる、などの懸念があるとした。

その上で、開催については「主催者がどうしても、必要があると判断する際」と言及しており、事実上、大規模イベントの中止や延期の継続を求めたと言える。専門家会議は期限について触れていない。

ゴルフツアーはプロ野球やJリーグとは異なり、協会ではなく、大会ごとのスポンサーが開催判断に大きな影響力を持つ。国内女子ツアーは2月26日に政府の大規模イベントの自粛要請を受け、5戦目「ヤマハレディースオープン葛城」までの中止を決定した。

4月10日に兵庫県の花屋敷GCよかわコースで開幕を予定する6戦目「スタジオアリス女子オープン」は無観客試合も選択肢に入れつつ、開催可否の協議を続ける。

男子ツアーは三重県・東建多度CC名古屋で始まる「東建ホームメイトカップ」について、協議している。