国内女子ツアー

香妻琴乃は腰痛に泣く「大事な試合の前に出てしまった」

2019/12/06 19:46
腰痛で思うようにプレーできず

◇国内女子◇ファイナルクォリファイングトーナメント 最終日(6日)◇こだまゴルフクラブ(埼玉県)◇6472yd(パー72)

来季の出場権が懸かる最終予選会が終了した。安堵する選手がいる一方で、涙を飲んだのはツアー1勝の香妻琴乃だ。最終日「70」でプレーしたが、通算5オーバー55位。今季実績で前半戦2試合の出場にとどまる順位で終えた。

長年の腰痛が成績不振の要因の一つに挙がる。「4日間通してショットが良くなくて、耐えながらのゴルフだった。今年一年のゴルフの調子のままって感じ」。今季は3月「アクサレディス」を途中棄権し、その後の2試合を欠場。序盤から苦しんだ。

「今週はそこまで気にならなかったけど、先週は歩くのがきついぐらいになってしまった。気を付けてはいたけど、大事な試合の前の週に腰痛がでてしまって、どうやっていけば怪我がないようにできるか考えていかないといけない」。先が見えない現実が襲うが、「怪我なく、練習をしっかり出来るような体づくりとかケアとかをやっていきたい」と宮崎で過ごすオフで立て直しを図る。

通算8オーバーの73位で終えた

ツアー2勝の原江里菜は3バーディ、4ボギーの「73」でプレー。通算8オーバーの73位に終わり、無言で会場を後にした。(埼玉県本庄市/石井操)