国内女子ツアー

安田祐香、アン・シネら通過 金田久美子ら最終に進めず/ファーストQT

2019/11/29 17:36
最終予選会に進出したアン・シネ ※2019年「アース・モンダミンカップ」撮影

国内女子ツアーの来季出場権を争う1次予選会(ファーストQT)最終ラウンドが29日に3会場で行われ、60人が次週の最終予選会(ファイナルQT)進出を決めた。

千葉県の房総カントリークラブ 房総ゴルフ場(95人)では22人が通過。辻梨恵が通算11アンダーで2位の植竹希望に7打差をつけ、トップでファイナルに進んだ。ことしプロテストに合格した吉田優利が通算1オーバー5位。アン・シネ(韓国)は通算6オーバー11位で通過を決めた。

ツアーで実績のある甲田良美福嶋浩子堀琴音表純子堀奈津佳らはファイナル進出を逃し、涙をのんだ。

三重県の伊勢カントリークラブ (97人)では、通算7アンダーでトップの西村優菜や2位の山下美夢有、6位の安田祐香といったプロテスト合格組をはじめ、22人が切符をつかんだ。ツアー1勝の松森彩夏も通算4オーバー9位でファイナル進出を決めた。

山口県の周南カントリー倶楽部(71人)でも、プロテスト合格組の田中瑞希が通算5アンダーでトップ。2位に安田彩乃が続き、ツアー2勝の前田陽子、同3勝の渡邉彩香ら16人が通過した。

ツアー優勝経験のある金田久美子服部真夕はファイナルに進めなかった。

今年から出場が正会員に限られた4日間72ホールの戦いには、計263人が参加。ファイナルQTには賞金シード保持者で今季喪失した選手、または今季賞金ランキング56位から70位までの選手らも加わり、12月3日(火)から埼玉県こだまゴルフクラブで行われる。