国内女子ツアー

優勝候補は順当に予選突破! 16歳の香妻琴乃がメダリストに/日本女子アマ

2008/06/25 18:41
キャディを努める弟の陣一朗君と共に、次々と大会レコードを塗り替えた16歳の香妻琴乃。決勝が楽しみだ

25日(水)、兵庫県にある廣野GCで開催されている「日本女子アマチュアゴルフ選手権」の予選ラウンド2日目が行われた。予選ラウンドは2日間に渡る36ホールのストロークプレーで実施され、上位36名が決勝ラウンドに進出。翌日から3日間、18ホールのマッチプレー形式による勝ち抜き戦で優勝者を決する。

トップで予選ラウンドを突破する“メダリスト”の称号を手にしたのは、予選36ホールの大会最小スコアとなる通算9アンダーでホールアウトした、16歳の香妻(こうづま)琴乃。初日、18ホールの大会最小スコアとなる「64」をマークし、2位に3打差をつけて単独首位に立った香妻。「今日の目標はパープレーでした。ミスをしてもボギーで止めて、ダブルボギーは打たないように心がけました」と、この日は3バーディ、2ボギー。「1アンダーは満足です」と、当初のプラン通りに堅実なプレーを展開し、連日大会レコードを塗り替える見事なプレーを披露した。

通算5アンダーの単独2位には、2006年大会にメダリストに輝いている竹村真琴。通算4アンダーの単独3位には、この日のベストスコアタイとなる「69」でラウンドした藤本麻子が入った。優勝候補の一角に目されている藤本は、「今日はマッチプレーを想定しながらのラウンドでした。マッチプレーはボギーを打ったら負けなので、今日ノーボギーで回れたことは良かったですね」と、その目は既にマッチプレー戦に向けられていた。

また、昨年度のチャンピオン綾田紘子は、2006年大会のチャンピオン森桜子と並び、通算4オーバーの18位タイで予選突破。優勝候補の1人である森田理香子は、通算2オーバーの14位タイで明日からのマッチプレー戦に進出した。