古閑美保、ラブラブモード封印で勝利を目指す
2008/12/11 20:04
明日から開幕する男子、女子、シニアツアーの対抗戦「日立3ツアーズチャンピオンシップ」を前に、出場選手全員による公式会見が開かれたが、女子チームからは早くもハンディキャップに対する不満の声が漏れ始めた。
総ヤーデージは、男子が7031ヤード、シニアは6718ヤード、女子は6040ヤードに設定されており、男子と女子の差は1000ヤード近い。しかし、女子チームのキャプテン・福嶋晃子が「ティが(男子と)あまり離れていなかった」と言えば、賞金女王の古閑美保も「本当に1000ヤード違いますか?いや、そんなに離れていないと思う」と、目を丸くする。
男子、シニアチームの同情を誘うかのような発言だが、裏を返せば女子チームの勝利に対する強いこだわりとも言えるだろう。それは、「プロゴルファーだから、スタートしたら勝ちたいと思って真剣勝負でやる」という古閑の言葉も裏付けている。昨年の女子チームは最下位に沈んだだけに、なんとしても2連敗は避けたいところだ。
3週間前の「フェニックス・チャレンジ」ではペアとなった石川遼とのラウンドをハイテンションで楽しんだ古閑だったが、「今回は敵ですから、女子5人で頑張ります」と、きっぱりとラブラブモード封印を宣言した。