プロ入り初ラウンドの古江彩佳 バーディ締めで「気分も変わる」
2019/11/01 18:27
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(1日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)
2週前の「富士通レディース」で史上7人目のアマチュア優勝を飾った古江彩佳は3バーディ、3ボギーの「72」でプレー。プロになっての初ラウンドをイーブンパー43位でスタートした。
記念すべき第一球は雲ひとつない青空に向かって、力強いボールを放った。「緊張はしなかった」と出だし1番(パー5)で残り77ydの3打目を58度でピンまで1mに寄せてバーディを先行させた。続く2番のボギーを3番で取り返したが、6番でボギーをたたきスコアを伸ばせなかった。
開幕3日前に都内で行われたプロ転向発表会見では「笑顔と感動」を与えたいと意気込んだ。「期待されている。しっかりアンダーで回らないと」との気持ちとは裏腹に、「自分自身にプレッシャーを与えてて、凄くショットに力みとかが入っていた」と終盤の16番になって気がついたという。
プロ転向後初のラウンドは「悪かった」と目を伏せたが、それでも最終18番で決めた5m弱のバーディパットは次につながる“大切な一打”となった。「決められるか決められないかで明日のスタートが変わってくるし、自分的な気分も変わってくる」。あす第2ラウンドに向けて「落ち着いてプレーができれば良いかな」。アマチュア時代とは違い、予選を通過すれば賞金が入ってくる。夢膨らむ初任給をゲットしたい。(埼玉県飯能市/石井操)