2019年 NEC軽井沢72

有村智恵ら考案 “オリジナルタンブラー”発売へ

2019/08/15 16:31
新グッズへの思いを語った有村智恵

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(15日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6705yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の選手会にあたるプレーヤーズ委員会が考案したタンブラーが、今大会からトーナメント会場で発売される。ブルー、イエロー、ピンク、グリーンの4色展開で、価格は3000円(税込み)だ。

内側の紙が取り外せるようになっており、そこに選手からサインをもらうことでデザインが完成するという仕掛けだ。プレーヤーズ委員長を務める有村智恵は「とにかくサインが目立つようなデザインを第一に考えました。試合を見に来てもらって、選手からサインをもらって自分だけのオリジナルタンブラーを作ってほしい」と新グッズへの思いを語った。

「どんなデザインになってもいいと思う。“黄金世代”で固める方もいらっしゃるでしょうし、ひとりの選手に何度ももらう方もいるかもしれない」。

オリジナルタンブラーの制作に至った経緯を「ファンの方々から選手とコラボしたものが欲しいという要望があったので、そういうものがあればもっと楽しんでもらえるのかなという気持ちがあった。ゴルフ観戦だけでなく、日ごろの生活の中でも女子ゴルフを感じてもらえるような何かを作りたかった」と説明した。

“渋野フィーバー”についてもプレーヤーズ委員長として言及し、「彼女のおかげで、今までゴルフを知らなかった人たちも興味を持ってくれているというのはすごくうれしいこと。同時に選手がゴルフに集中できる環境はちゃんと作っていかなきゃいけないと思う」とメディアやファンの対応に追われる渋野を気にかけた。

「(渋野が)こうやってきっかけを作ってくれたので、どんどん女子ゴルフを広めていけるように頑張れたらなと思います」と表情を引き締めた。(長野県軽井沢町/柴田雄平)

今週、渋野日向子バージョンも発売予定の名前入りタオル

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