2019年 日本プロ

父の訃報にS.ノリス「いいプレーをしなければいけない理由があった」

2019/07/06 14:49
ショーン・ノリスは「65」でプレー

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権 2日目(6日)◇いぶすきゴルフクラブ 開聞コース(鹿児島県)◇7212yd(パー70/71)

ツアー3勝(メジャー1勝)のショーン・ノリス(南アフリカ)が7バーディ、1ボギーの「65」でプレー。通算9アンダーとして午前組が終わった時点で首位に立った。

日本時間6日未明に父・パトリックさんが亡くなり、この日は悲しみをこらえながらプレーした。「アイアンやパットなどすべてよくなっていますが、きょうはいいプレーをしなければいけない理由があった。特に集中してゴルフができました」と話した。

「きのうの夜には父がもう危ないことがわかっていました。父が『こっちに帰ってこないで、大会の最後までやってほしい』と言っていたので、その約束を果たすために、僕は明日も頑張ってプレーする。ただそれだけです」

昨年11月の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で優勝した際に当時76歳の父・パトリックさんは病気で入院中だった。「生まれたばかりの子どもと、病気の父のために、何かしたいと強い気持ちをもってやっていたので、それが達成できたので思わず涙が出ました」と話していた。(鹿児島県指宿市/柴田雄平)

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