2019年 ミズノオープン

木下稜介が自身初のアルバトロスに「超嬉しい」

2019/05/30 19:28
木下稜介が自身初のアルバトロス達成

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 初日(30日)◇ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県)◇8016yd(パー72)

木下稜介が後半3番(パー5)で自身初のアルバトロスを達成した。「69」でプレーし首位と2打差の4位タイにつけ「一生に一度あるかないかなので、本当にうれしい」と喜びを表現した。

ラフから残り245ydの2打目は「1クッションして載れば最高かな」と3Iを振った。その場からはグリーン面を目視できず、ギャラリーも1人しかいなかったため、カップインしたことに気づかなかった。

「オーバーしたと思った」とグリーン奥に行こうとすると、同組のアンジェロ・キュー(フィリピン)からカップをチェックするように促された。ボールを発見し「まじかー!」と思わず声を挙げた。「思い通り打てたのは打てたんですけど、まさか入ってるとは思わなかった。超嬉しかったです」

ツアーでアルバトロスは、2016年に4人、18年に1人、今季は開幕戦「SMBCシンガポールオープン」の第2ラウンドでムン・ドイウ(韓国)が達成。元号が令和になってからは初。3週前には「ダイヤモンドカップ」の第2ラウンドで同じ奈良県の大先輩・谷口徹が“令和初”のホールインワンを達成したばかり。「谷口さんに一応メール入れておきます。なにかおごってくれるかもしれない」と笑顔で語った。

「この位置で上がれたのは、めっちゃ嬉しいし大きい。まだ初日なのであすしっかり目の前の1打に集中してアンダーパーで回りたい」と気を引き締めた。(茨城県鉾田市/柴田雄平)

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