池田勇太が3打差をつけて優勝/フューチャーGOLFツアー
男子プロ30人が出場した2日間のツアー外競技「パーリーゲイツ 30th フューチャーGOLFツアー」の最終ラウンドが6日(土)、千葉県の太平洋クラブ成田コース(6382yd/パー70)で行われ、池田勇太が通算7アンダーで優勝した。
1アンダー3位から出た池田は7バーディ、1ボギーの「64」をマークし、後続に3打差をつけて優勝賞金360万円を手にした。主催のTSIグルーヴアンドスポーツが展開するマスターバニーエディションとウエア契約を結んでおり、「ホストプロとして参加し、優勝することができてなんとか面目保てたかな」と安堵の表情を見せた。
石川遼が発案したフューチャーツアーは、男子ゴルフの活性化およびジュニアの育成を銘打っている。今大会の最終日は男子プロに加え、千葉県で選抜されたジュニア15名、さらに予選会を通過したアマチュア15名の計60名で行われた。池田は同伴した大野倖(おおの・こう/千葉黎明高校1年)について、「錆びついていない体がいいな。振ろうと思えばどこまでも振りちぎれる体がいいよね。こういう体に戻りたい」と、今年で12年目を迎える中堅プロから見たジュニアへの感想を口にした。
4月18日からは男子ツアーの国内初戦「東建ホームメイトカップ」(東建多度カントリークラブ・名古屋)」が開幕する。「スコアにもなったし、調子は悪くはないけど、この2日間を通してアイアンの精度やパッティングの部分など、まだまだ突き詰めていかないといけない部分はあるな」と最終調整に励む。今季の目標を問われ、「早く優勝すれば2勝目のチャンスもめぐってくる。3勝、4勝と行けるとこまで行きたい」と締めくくった。
〈上位成績〉
優勝/-7/池田勇太
2/-4/上井邦裕
3T/-2/池村寛世、伊藤有志
5T/-1/小鯛竜也、木下稜介
7T/0/石川遼、岩田寛、竹安俊也、時松隆光