国内男子ツアー

ポイント1位にベンツSクラス JGTOとメルセデスがパートナー契約

2019/03/15 14:25
メルセデス・ベンツとのパートナー契約に強い期待を寄せた青木功会長(右)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)とメルセデス・ベンツ日本は15日、都内で会見を開き、オフィシャルパートナー契約の締結を発表した。既存の国内男子ツアー年間ポイントランキングの名称が今年から『メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング』となり、1位の選手には賞金100万円とメルセデス・ベンツ車両(Sクラス)が贈呈される。

同ランクはJGTOが発足した1999年からスタートし、主要スタッツの順位をポイントに換算して順位を争う。対象になるのは平均ストローク、平均パット、パーキープ率、パーオン率、バーディ率、イーグル率、平均飛距離、フェアウィキープ率、サンドセーブ率の9部門で、各スタッツの順位を合計した数字が最も少ない選手が1位となる。賞金ランクとは別に選手の総合的な実力を示すタイトルと位置づけられ、昨季は賞金ランク5位の池田勇太が初受賞した。

会見に出席した青木功JGTO会長は「選手のモチベーションを高め、日本の男子ゴルフに活気を与えてくれるものと信じている」と同社との契約を歓迎。「ポイントランキングがより世間の皆さまに広く知られるようになることを期待している」と続けた。

同社は日本女子プロゴルフ協会(LPGA)とも2012年からオフィシャルパートナー契約を結び、年間ポイントレース「メルセデス・ランキング」を設けている。15年からは1位の選手に3年シードが付与されるなど、主要タイトルのひとつとして定着している。(編集部・塚田達也)