ジャンボ尾崎が腰痛のため途中棄権 今季6試合で4度目

国内男子◇マイナビABC選手権 2日目（26日）◇ABCゴルフ倶楽部（兵庫県）◇7217yd（パー72）

94位からスタートした“ジャンボ”こと尾崎将司は1番からスタートし、6つ落として通算14オーバーとした5番終了後に腰痛のため途中棄権した。前週の「ブリヂストンオープン」に続く2週連続の棄権となり、今季6試合で4度目となった。

「きのう風邪をひいてしまった。腰が痛い上に風邪をひいてしまったら全くダメ」と話し、足早にコースをあとにした。最初の1番を4オン1パットのボギー発進とすると、4番（パー5）でダブルボギー。5番ではトリプルボギーを叩き、6番（パー5）のティショットを打ったところで棄権を表明した。

次戦については「全く、まだ分からない」と話し、2014年からシーズンの締めくくりとしている11月中旬の「ダンロップフェニックストーナメント」（宮崎・フェニックスCC）に向けて「宮崎でやれる体調に整えたい」と意識を傾けた。

今週の会場については「スタートの雰囲気が暗くて寂しいよね」とポツリ。「こういうところで遼（石川遼）に頑張ってもらって、優勝争いをしてほしい」と話し、選手会長としてもツアーをけん引する石川の活躍に期待を寄せていた。（兵庫県加東市／塚田達也）