2018年 ダンロップ・スリクソン福島オープン

バーディは楽しい…全米OP帰りの秋吉翔太が優勝争い

2018/06/23 17:51
バーディたくさん!秋吉翔太は米国帰りでも元気いっぱい

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 3日目(23日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ (福島)◇6961yd(パー72)

「時差ボケ、まったくありません」。5月の「ミズノオープン」でツアー初優勝を遂げた秋吉翔太がたくましい。前週の「全米オープン」でメジャーに初挑戦し、通算19オーバーをたたいて予選落ちも、帰国直後の試合で優勝争いに加わった。3日目に「66」をマークして通算12アンダー。首位とは2打差の5位につけた。

ボギーを4つたたいたムービングデーは、2つのイーグルが大きかった。前半9番ではグリーン手前バンカーから2打目をカップイン。最終18番(パー5)は2オンから8mのイーグルパットを沈めた。

「出入りが激しかったので、納得はいっていないです。無駄なボギーがあった」と反省したが、表情は暗くない。前週は最高難度のセッティングでガマンしっぱなし。予選2日間でバーディはわずか3つ。ボギーは16、ダブルボギーも3つたたいた。それが今週はイーグルが2つ、バーディは15(7ボギー)。「こっちはグリーンが止まるので。あんなにボギーとダボばかりだったのに。こういうゴルフは楽しいです!」とギャップを肌で味わい、正直に言った。

今週火曜日(26日)に帰国したばかりだが、体調は問題ないという。「今朝も6時半まで眠れた」。7月には「全英オープン」(スコットランド・カーヌスティ)も控える27歳は、「あしたも伸ばしたい。爆発しないと」と、いっそうどん欲になって帰ってきた。(福島県西郷村/桂川洋一)

2018年 ダンロップ・スリクソン福島オープン