課題は1Wからアイアンへ 石川遼は「非常に面白いセッティング」

◇国内男子◇～全英への道～ミズノオープン 初日（24日）◇ザ・ロイヤル ゴルフクラブ（茨城県）◇8007yd（パー72）

フィールド平均で0.7ストローク難しいインからのスタートとなった大会初日。石川遼は前半を2オーバーで折り返し、後半はイーブンパーとした。2オーバー65位の発進に「1Wは悪い感じがしなかったけど、アイアンが左、左に行っていた」と、スコアメイクに苦しんだ。

フェアウェイキープは57.14%で48位ながら、パーオン率は50%で109位。数字にもこの日のゴルフが如実に表れていた。「パー3でもグリーンに載らなかった」と、課題としたのはミドルアイアン。「（原因は）ちょっと探っていこうかなという状態。後半、PWは2回ともすごく良いショットが打てたので、そこと6Iの違いとか。打っていれば気付けると思う」と、ホールアウト後は練習場で修正に取り組んだ。

あすは気温も上がる午後スタート。コンディション的には穏やかな午前中より難しくなることが予想されるが、「ゴルフをやっていてどっちが楽しいかというと、やはり難しい方だと思う。一辺倒でいかないセッティングやコンディションは、対応力やゴルフ力を試される。そういうセッティングになったら非常に面白い」と期待した。（茨城県鉾田市／今岡涼太）