国内男子ツアー

スコアカード改ざんで10年間の出場停止

2017/12/06 14:11
スコアカードの改ざんで10年間の出場停止処分が下された(※写真は太平洋クラブ江南コース)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日、今年10月の国内男子下部ツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」(太平洋クラブ江南コース)で、齋藤拳汰(さいとう・けんた)がスコアカードを改ざんしたとしてジャパンゴルフツアーへの出場を10年間停止とすると発表した。

鳥取県出身の20歳の齋藤は、大会最終日にマーカーが記載したスコアカードを2箇所、それぞれ1打ずつ自らの消しゴムで修正。真実よりも少ないスコアを過少に申告していた。

処分理由としてJGTOは「ゴルフ規則第1章に規定する『ゴルフの精神』に反する重大な違反行為であって、除名処分も考えられたが、会長をはじめとする各委員から今回が初めての行為であること、本人が20歳の若者であり、深く自省することにより将来に向けての更生を強く期待しているため」と説明した。