木下稜介が2位通過 近藤、星野らは出場権逃す/男子QT
◇国内男子◇ファイナルQT 最終日(5日)◇セントラルゴルフクラブ 西コース(茨城県)◇パー72
国内男子ツアーの来季出場権(1回目のリランキングまで)をかけた6日間108ホールの戦いが終わり、通算23アンダーとしたY.E.ヤン(韓国)がトップ通過。通算22アンダーの木下稜介が日本人トップの3位で終えた。
シード喪失組では、岩本高志(7位)、市原弘大(10位)らが上位フィニッシュ。日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、35位前後までが出場権を得る目安となる。
ツアー優勝者の近藤共弘は53位、星野英正は59位で終了。深堀圭一郎は左ひじ痛のため、9ホール終了後に途中棄権した。
木下は松山英樹、石川遼と同世代の26歳。QTランク34位の資格で出場した2017年シーズンは10試合をプレーし、予選通過は1試合に終わった。そんな木下が「開眼した」とショットの調子を上げるきっかけになったのは、11月の「ダンロップフェニックス」に出場した松山の練習シーン。「テークバックでクラブフェースを開いて使っていた。取り入れてから感覚が良くなった」と、成果をQTの上位突破につなげた。
「ショットが悪かった原因が分かったので、早く試合で試してみたい。来年が楽しみですね」と、早くも来シーズンの開幕を心待ちに。来季の目標について「必ず優勝します」と豪語した。
<最終QT順位>
1/Y.E.ヤン
2/安柏俊
3/木下稜介
4/A.クワイエル
5/狩俣昇平
6/G.チャルングン
7/岩本高志
8/古田幸希
9/鍋谷太一
10/市原弘大
11/K.T.ゴン
12/金鎮成
13/黄仁春
14/杉本エリック
15/山岡成稔
16/A.エバンス
17/竹内廉
18/李昌祐
19/D.チア
20/中島徹
21/田村光正
22/尾方友彦
23/A.ウィルキン
24/李東珉
25/朴陪琮
26/梅山知宏
27/小木曽喬
28/平本穏
29/安本大祐
30/木下裕太
31/コ・テウォン
32/岸本翔太
33/高橋佳祐
34/石田鈴千代
35/キム・ジェホ
36/P.ピッタヤラット
37/井上信
38/増田伸洋
53/近藤共弘
59/星野英正
90/深堀圭一郎(棄権)