2017年 ダンロップフェニックス

遅刻とクラブ超過で宮本勝昌に4罰打「勘違い。恥ずかしい」

2017/11/18 17:49
やってしまった宮本勝昌

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(18日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

4オーバーの58位で決勝ラウンドに進んだ宮本勝昌が遅刻とクラブ本数の超過のため、スタートホールの10番で4罰打を科された。パーで上がったこのホールのスコアは「+4」。その後は1バーディ、4ボギーで「78」とし、通算11オーバーの65位と予選通過選手のうち最下位に後退した。

この日は前夜から降った雨の影響で、競技開始が1時間繰り下げられた。スタート時間の午前11時40分になってもティグラウンドに現れないため、大会スタッフが捜したところ、クラブハウス前にいた宮本を見つけた。スタート時間から5分以内にティグラウンドに到着したため失格にはならず、2罰打を科された。「時間を間違えて、練習していた」という。

さらに10番をプレー中、キャディバッグに15本のクラブが入っているのに自ら気づいて申告し、2罰打を受けた。入れるつもりのないサンドウェッジが入っていたといい、宮本は「理由はない。勘違い」と話した。

ホールアウト後はファンへのサインや写真撮影にしっかり対応。「恥ずかしいことを聞かないで」と、落ち込んだ様子でクラブハウスに引き上げた。

ゴルフ規則(抜粋)
6-3 スタート時間と組み合わせ
a スタート時間
プレーヤーは、委員会が決めた時間にスタートしなければならない。

規則6-3aの違反の罰は
プレーヤーが自分のスタート時間後5分以内にプレーできる状態でスタート地点に到着したときは、時間通りにスタートしなかったことに対する罰は、ストロークプレーでは最初のホールで2打とする。それ以外の場合、この規則の違反の罰は競技失格となる。

4-4 クラブは最高14本まで
a クラブの選定と補充
プレーヤーは、14本を超えるクラブを持って正規のラウンドをスタートしてはならない。

規則4-4aの違反の罰は
(持ち運んでいたクラブの超過本数にかかわらず)
ストロークプレー:違反があった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打まで(違反のあった最初の2ホールに各2打の罰)。

2017年 ダンロップフェニックス