2017年 ダンロップフェニックス

尾崎将司は現役続行へ 松山英樹「引退を…」

2017/11/17 16:24
36ホールをともにした2人。そこには男同士の戦いがあった。

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(17日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎) ◇7027yd(パー71)

重い体を引きずりながらも、70歳の尾崎将司は2日目を1バーディ、7ボギー1ダブルボギーの「79」で完走して、2日間合計で通算14オーバー。82位で予選落ちとなったが、来季に向けて現役を続行する考えを示した。

「きょうは体が動かなかった。(来週は)まあ無理だろうな。(今季最後になる?)可能性はあるな」と、まばらな雨粒にたたかれながら、車に乗り込んだ尾崎。

2日間同組で回った松山英樹に話が及ぶと「英樹のゴルフを見て、少しでも飛距離を近づけようと、そういう努力が必要だな。(ということは現役続行?)そう、よろしいですよ」と、これからもクラブを振り続ける決意を明かした。

一方の松山は「2日間、ジャンボさんがマーカーだったけど『1アンダー、1アンダーか。たいしたことねえな』と言われた。ジャンボさんはパー68で考えているのだと思う。(調子が良くなくて)ジャンボさんを驚かすようなプレーじゃなかったのは、ジャンボさんも感じてくれていると思う」と語った。

「刺激を与えているようじゃダメですね。引退を…」とまで言って笑みを浮かべ、「それ(引退を決断させる)くらいのプレーを見せられれば良かったけど、残念ですね」と続けた。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

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