2017年 ダイヤモンドカップ

開幕前に今週54ホール 元気すぎる51歳マークセンの秘訣

2017/09/20 18:12
同学年のP.マークセンとアジアのレジェンド・T.ウィラチャン(後方)。和気あいあいとラウンドを重ねた

◇国内男子&アジア共同主管◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 事前(20日)◇カレドニアン・ゴルフクラブ (千葉)◇7100yd(パー71)

51歳のバイタリティは相変わらず底知れない。悪天候の影響で月曜日フィニッシュとなった前週のシニアメジャー「日本シニアオープン」を大会記録の通算18アンダーで制したプラヤド・マークセン(タイ)が、開幕前日のこの日も18ホールをプレー。火曜日のプロアマ戦ラウンドと合わせて、計36ホールの調整をこなし、相変わらず意欲的だ。

今週月曜日のうちにシニア会場の福岡県から当地に移動し、わずか4時間の睡眠で大会のプロアマ戦に出場。開幕を前に、すでに今週54ホールをプレーしているが、「疲れ?大丈夫ですよ」と笑顔を向けた。かつて体力を保つ秘訣を聞いたときに、野菜をよく食べて、酒とタバコはやらず、宿泊先のビジネスホテルチェーンで大好きな温泉に入ることを挙げていたマークセン。今年1月の「SMBCシンガポールオープン」で2季ぶりの勝利を飾るなど、プレーも体力もまったく衰えを感じさせない。

この日は、アジアンツアー最多の通算18勝を挙げるタワン・ウィラチャン(タイ)とラウンド。ウィラチャンは2012年シーズンにツアー史上最年長(45歳351日)で賞金王に輝いたタイのレジェンド的存在だが、若く見えるマークセンもウィラチャンと同じ1966年生まれというから驚きだ。

「彼とは昔からの友達。年を取ってきて以前ほどではなくなったけれど、今もいいショットの精度を持っているよね」。誕生日を確認してみたら、そう語ったマークセンの方が11カ月ほど生まれが早かった。(千葉県横芝光町/塚田達也)

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