国内男子ツアー

31歳・池田勇太 最年少の生涯獲得10億円へカウントダウン

2017/09/13 20:10
大会ホストプロの池田勇太は歴代覇者の一人として輪厚に臨む

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 事前(13日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道)◇7063 yd(パー72)

主催するANA(全日本空輸)と2014年4月からスポンサー契約を結ぶ池田勇太は昨年、首位に並んで迎えた最終18番で痛恨のボギーを喫して惜敗。「去年は去年。好きな大会だし、ホストプロとしていろいろな気持ちもある。勝つぞ、という意識は今年も一緒です」と意気込み、10年に続く大会2勝目を目指す。

池田は先週時点で生涯獲得賞金を9億8344万8369円とし、今週優勝して2200万円を加算するとツアー史上12人目となる10億円の大台に乗る。「まったく気にしていない。それよりも勝つことだけだな」と意に介さないが、31歳269日の達成となれば片山晋呉(33歳89日)を抜いてツアー最年少で到達。かりに今週逃したとしても、記録更新は時間の問題といえそうだ。

なお、生涯獲得賞金1位はツアー通算94勝の尾崎将司で26億8883万6653円。当時とは賞金額が異なるので単純に比較はできないが、10億円到達は44歳164日だった。(北海道北広島市/塚田達也)