アジアサーキット再び?青木会長が試合増加に意欲
2017/01/23 16:20
◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 最終日(22日)◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)
今季の国内男子ツアーは、開幕戦の「SMBCシンガポールオープン」からのアジア2連戦の後、4月の日本での初戦まで日程に2カ月間の空きがある。シンガポールを15年ぶりに訪れたという日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は「まだ決まっていないけど、もうちょっと…1、2、3試合とうまく決まれば、年間30試合近くになると思う」と、アジアでの試合増加に意欲を見せた。
かつては、アジアサーキットとして国内での開幕前にアジア各国を転戦していた時期もあり、アジアンツアーやワンアジアとの連携でその実現を探っていく。「スポンサーを見つけてよ!」と記者らに突っ込んだが、次戦のミャンマーにも足を運ぶという青木会長の手腕が問われるところだ。
プラヤド・マークセン(タイ)が優勝を飾った今大会を振り返り、「彼は(同伴競技者の1人が失格となり)2人のラウンドでリズム良くできていたし、そういうタイミングもある。(後続の選手が)終わったスコアを見ながら追い掛けるのは難しい。入れたいからラインを薄く読むけど、非常に切れるから」と、勝負の綾を語った。
グリーン上で苦戦することの多かった日本人選手には「一番はパッティング勝負だから、練習ラウンドも3日目とか4日目のピンポジションを頭に入れながらやると、結果も違うと思う」と、試合前の準備について提言した。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)