2016年 日本プロ選手権 日清カップ

リオ五輪、日本代表候補は下位混沌

2016/07/07 20:26
3オーバー80位と出遅れたが、逆転優勝をあきらめてはいない

今週行われている国内男子メジャー「日本プロ日清カップ」終了時の世界ランキングで決定するリオデジャネイロ五輪の日本代表だが、争いの渦中にいる3選手が初日はそろって苦戦した。

上位2人が辞退したため、日本勢最上位の91位につける池田勇太は5オーバー114位。同2番手の片山晋呉(103位)も同じく5オーバーと出遅れた。一方で、3番手から逆転するには優勝が最低条件の宮里優作も3オーバー80位。3人の中では最上位につけるものの、首位との差は11打と大きく開いている。

池田勇太
「別に悪いショットをしていなのに、運がない感じ。怒っても仕方ないし、馬鹿らしい。バンカーに入ればほとんど目玉だし、ピンに向かった球が、ちょっと風が強くなったり、弱くなったりして、こぼれたりショートしたり。修正点は特にない。明日、流れが変わってくれればいい」

片山晋呉
「何もないっすよ。調子はずっと悪いから、やっぱりうまくいかないね。1日、その時だけ良くなったりするけど、違うんでしょう。(コースは)僕の調子では無理。厳しいです」

宮里優作
「ショットが良かっただけに悔しい。短いパットをポロポロ外した。ラインは読めていると思うけど、風が強かったので低く構えようとして、パターだけセットアップで球から離れていた。後半に気が付いた。優勝するにはかなり厳しい状況だけど、やってみないと分からないし、自分を信じてやってみます」

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