片山晋呉、リオ五輪「山2つと言われたい」
2016/02/22 19:21
男子ゴルフの世界ランキングで松山英樹(11位)に次ぐ日本勢2番手につける片山晋呉(69位)は、今年8月のリオデジャネイロ五輪出場について「ブラジルに行くために穴を掘っている。地球の裏側なので、いまから掘り始めればちょうどいいかなと」と、笑いを誘った。
宮崎県で合宿中の21日、語った。リオ五輪の日本代表は、7月11日時点の世界ランク上位2人となる。片山は「112年ぶりに(ゴルフが復活する)五輪に出場する日本人になりたい気持ちは強い。誰が出たの?という話になったとき『片山と松山で‘山’2つだぞ』と語り継がれたい」と話した。
自身がホストを務める「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」(7月29~31日/北海道・恵庭カントリー倶楽部)は、今年で3回目。今年からは日本プロゴルフ協会(PGA)が主管する形でリニューアルする。
ツアー外競技ながら、優勝賞金は国内の試合で史上最高額の1億円となる。「自分がかかわっている大会がどんどん大きくなっているのが幸せ。夢がある。何より1億円って響きがいい」と述べた。
昨年はプレーヤーとしても準優勝。マッチプレーについて「展開が読めない面白さがある。その究極がプレーオフ」とし、フェニックスオープンでプレーオフを制して米ツアー2勝目を挙げた松山を「勝負強さを証明している」とたたえた。
「ネスレ-」では招待選手として若手への門戸を開くが、選抜に関して「きちんと先輩にあいさつができるかも重要な要素。しっかり『おはようございます』と言ってほしい」と注文をつけた。