2015年 アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ

近藤共弘、5カ月ぶりトップ10発進「考えすぎてへこんでいた」

2015/09/24 19:14
今季不調の続く中、初日を2アンダー9位で終えた近藤共弘

国内男子ツアー「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」の初日、近藤共弘が6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「68」(パー70)でラウンドし、2アンダーの9位につける好スタートを切った。

トップ10で発進したのは、4月の今季開幕戦「東建ホームカップ」以来だ。第2戦の「中日クラウンズ」で2位に入ったのが、今季の最高成績で、5月の「関西オープン」を5位で終えたのを最後に、出場8試合連続で決勝ラウンドに進めなかった。

前週の「ANAオープン」でようやく予選突破を果たしたものの、賞金ランキングで自身最高となる3位に入った昨年の好調さは、影を潜めている。

近藤は「ナーバスになっていた。考え込むタイプじゃなかったけど、いろいろ考えすぎてへこんでいた」と、状態が悪くなったときに気持ちの切り替えがうまくできなかった点を、今季の不調の理由に挙げた。

2日目は雨予報で「このコースは難しいから、雨じゃ何もできないよ」と、半ばあきらめの苦笑いも見せた。もやもやを取り払うことはできるか。(茨城県坂東市/鈴木慶祐)

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