亜斗夢効果で“アトム”とのコラボが実現

今週、茨城県にある宍戸ヒルズCCで開幕する「日本ツアー選手権森ビル杯」から、各トーナメント会場でJGTO（日本ゴルフツアー機構）と、（株）手塚プロダクションのコラボ商品が販売されることが発表された。

プロゴルファーの肖像をキャラクター化した商品（キーホルダーと缶バッヂ）はガチャでの販売、そのほか、鉄腕アトムが登場するキャラクター商品として、タオル、トートバッグ、iPhoneケース等の販売が予定されている。※大会初日の4日（木）から各トーナメント会場で販売を開始。

第1弾としてキャラクター化されるのは、昨年賞金王の小田孔明をはじめ、藤田寛之、片山晋呉、池田勇太、谷原秀人、キム・ヒョンソン、竹谷佳孝、藤本佳則、重永亜斗夢の8選手。重永は“アトム枠”での選出かと思いきや、この話の発端がそもそも重永なのだという。

昨年春、とあるイベントで仙台を訪問した際に「鉄腕アトムとコラボできたらいいですね」という話をすると、JGTOスタッフが「じゃあ、行ってみようか」と軽いノリで動き始めた。年末の表彰式で手塚プロの方々を紹介され、重永は今年から一足早く、アトムのイラスト入りボールの使用を始めている。「名前で儲けているような部分はあるけど、やっぱり良かったです」と笑顔を見せた。

あしたの重永のホールアウト（スタートは10時06分、1H～）は、コラボ記念で来場する着ぐるみの鉄腕アトムが出迎える予定となっている。

「メジャーコースのセッティングは攻めると怪我をするし、自分のゴルフには合っていなくて、悪循環に陥ってしまう。さすがに克服しないといけないけど…」と重永。“十万馬力”でロケットスタートを決められれば、最高のPRになるはずだ。（茨城県笠間市／今岡涼太）