1打差で追うスピース「英樹はタフな相手になる」

初来日して「ダンロップフェニックストーナメント」に挑んでいる21歳のジョーダン・スピースが、2日目を終えて通算9アンダーの2位タイ。今年の「マスターズ」で2位タイに入るなど、米ツアーを席巻する若武者が、宮崎でもその実力を見せつけている。

「（松山）英樹のプレーは気にせず、自分のゲームプランに徹した」という2日目は、バックナインを1イーグル、4バーディの「29」で駆け抜けた。「今日のポイントはほとんどグリーンを外さなかったこと。だいたい狙い通りのスポットに載せることができたので、アグレッシブにパットを打てた」と振り返った。

「エキサイティングなゲームになると思う。英樹はパッティングが素晴らしいし、ショットもだんだん良くなってきているので、週末にタフな相手となることは間違いない。自分はこの2日間のプレーを続けるのみだけど、それが出来れば最終日のバックナインで優勝のチャンスが出てくると思う」。

これで3日続けての同組プレーが決定したスピースと松山。その争いは最終組で繰り広げられる。（宮崎県宮崎市／今岡涼太）