2014年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦

ショットの悪癖とまらず 石川遼は52位で終戦

2014/11/09 17:21
石川遼は52位で4日間を終了。ティショット後に表情をゆがめるシーンが目立った

国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」最終日。34位からスタートした石川遼は3バーディ、4ボギー「72」と1つ落として通算2アンダー。今週から始まる国内5連戦の初戦を、52位タイに後退して終えた。

「良いスイングができなかった。悪いところが、全部出た感じ」。スコアメイクを苦しめた、連日のショットの不調。3日目に初投入したニュードライバーから以前のモデルに戻した最終日も、ティショットの精度は定まらなかった。

クラブ変更に因るショットへの影響について、「そこはあまり関係ないと思う」と因果関係は否定。「僕の悪いクセ。トップから切り返しにかけて、左サイドにスライドしてしまう。右足側で踏ん張って切り返すべきが、右足が浮いてしまうクセが、今日はたくさん出てしまった」

次週は、2度の歴代チャンピオン(2010年、12年)に名前を刻む「三井住友VISA太平洋マスターズ」だ。「初日まであと3日間ある。集中力とモチベーションを高めて臨みたい」。ホールアウト後、ドライビングレンジで打ち込む石川の姿があった。その目は、すでに次戦・御殿場の舞台へと向いている。(茨城県美浦村/塚田達也)

2014年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦