痛っ!…新ホストプロ武藤俊憲は第1R途中で棄権
2014/05/29 18:23
ミズノと用品契約を結ぶ16人のプロがホスト役を務める「~全英への道~ミズノオープン」で、今年から契約を結び一員に加わった武藤俊憲が、初日のラウンド中に左足首を捻挫し途中棄権した。
「とりあえず予選通過を目指します」。12時55分に10番から元気にスタートした武藤に災難が降りかかったのは後半の2番パー5。ティショットを左ラフに打ち込み、2打目も再び左のラフの傾斜へ。ピンの位置を確認しようとグリーンに向かったその時だった。
「うっ」とうめき声をあげた瞬間、その場で転げ落ちた。
そのまま身動きできず、うずくまっていた武藤が次にあげた言葉は「ダメです」だった。
自ら歩くことができず、キャディの肩を借りて競技委員のカートに乗り込み医務室へ、プレー続行不可能はその場で自らの意思で判断した。「突然だったので、何が起こったか自分でも分からなかったです。でも、足をとられた瞬間に転んでよかったのかもしれないですね。下手したら骨折とかになっていたかもしれない」。痛みをこらえながらも、その時の状況を話してくれた。
医務室でしばらく氷を患部にあてて処置していたたが、痛みがひくことはなく、会場を後にして病院へ向かった。(岡山県笠岡市/本橋英治)