2014年 関西オープンゴルフ選手権競技

藤本佳則は小田孔明に連勝ならず「次、頑張ります」

2014/05/25 18:23
サンデーバックナインで逆転負け。藤本は今季初勝利を小田に譲った

兵庫県の六甲カントリー倶楽部で行われた国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」。最終日を単独首位から出た藤本佳則小田孔明に逆転を許し、今季初勝利を逃した。3日目を終え2位の平塚哲二には2打差、3位の小田には4打差をつけてスタートしたが、2バーディを奪った後の3ボギーで「73」。通算13アンダーの2位で敗れた。

勝負はサンデーバックナイン。最後に勝ち越した小田でさえも「序盤は実際に行く(逃げ切る)だろうと思った」という。第2打をピンそば10センチに付けた6番までに2バーディ。その貯金は、ホールを進めるごとに、ジワリと減っていった。その後はバーディを奪えず、第2打をグリーン右に外した15番に続き、16番(パー3)ではカラーから“3パット”で2連続ボギーとし、小田にトップで並ばれた。

最終18番(パー5)では、相手がフェアウェイからピン手前1.5メートルに2オンさせた後、グリーン左の深いラフに外してパーでフィニッシュ。マネジメント会社を同じにする先輩と、最終日最終組でプレーした昨年の10月「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」では2打差を守り切ったが、その再来とはいかなかった。試合後は「敗因?分からないですね。もう終わったこと。次、また頑張ります」と言葉少なだった。(兵庫県西宮市/桂川洋一)

2014年 関西オープンゴルフ選手権競技