松村道央 優勝の次戦でうっかり失格「すいません」
2014/04/17 18:24
2014年の国内男子ツアーは3月のアジアシリーズ「インドネシアPGA選手権」で幕を開けた。同大会を最終日の逆転で制した松村道央は通算4勝目をマークしたが、17日(木)にスタートした国内での初戦「東建ホームメイトカップ」では失格処分を受け、初日に姿を消した。
5オーバーの「76」(パー71)と出遅れ必至の第1ラウンド。アクシデントはホールアウト後にあった。スコア提出の際「明日、どう立て直すかな」と思案しながらアテスト小屋を出ていくと、直後にスコアカードに自身の記名漏れが発覚。「いつもは絶対に先にサインするんですが…。気持ちが切れていたわけではなかった。確認をしませんでした」と、アマチュア時代も含めて初めてという失格に、肩を落とした。
予選ラウンドは小田孔明、キム・ヒョンソン(韓国)といった賞金王候補として数えられる2人との同組だった。「意味があると思って、次につなげるしかない」と松村。ため息をつきながら「先週少し風邪をひいて、頭がぼーっとしていたのかもしれない。すみません」とギャラリーや大会関係者に謝罪の気持ちを表していた。(三重県桑名市/桂川洋一)