2014年 東建ホームメイトカップ

男子ツアーはいよいよ国内開幕 池田勇太「改めて頑張らないと」

2014/04/16 17:53
選手会長の池田勇太を中心に鏡開き。国内男子ツアーはようやく本格的なシーズンイン

2014年の日本男子ツアーは3月のアジアシリーズに続き、今年も「東建ホームメイトカップ」で国内初戦を迎える。開幕前日の16日(水)には、試合会場となる三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で鏡開きを行った。

午前11時過ぎからのプロアマ戦のスタート前に行われたイベントは、選手会長の池田勇太の号令のもと、昨年に続いて実施。大会主催者をはじめ、ディフェンディングチャンピオンの塚田好宣らツアーを代表する選手が、新シーズンの幕開けをPRした。

2年連続で選手会のトップを務める池田は、このオフに事務方のメンバーを増強し、会議や情報伝達の効率アップに力を注いだ。スポンサーとの折衝をはじめ、昨年は一手に担った任務を各選手に分担。また、15日(火)に行われた選手会の理事会では外国人選手のために、英語での同時通訳のシステムを初めて導入した。「これからもっと多くの選手が積極的に参加してくれるはず。会議も今までよりもかなり早く、1時間くらいで終わることができた」と手応えを感じるものになった。

コース外での精力的な動きは今年も変わらない。池田本人にいよいよ期待されるのが、プレーヤーとしてもツアーで正真正銘の頂点に立つこと。14年はANA、大林組とのスポンサー契約も結び「これだけ大きなサポートは僕にとって活力になる。改めて頑張らないといけない」と気持ちも新た。初の賞金王獲りへ邁進する。(三重県桑名市/桂川洋一)

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