2013年 関西オープンゴルフ選手権競技

ベテラン首位発進!横尾、今野の酷暑対策は?

2013/08/22 19:51
ラウンド中に8本もドリンクを飲んだと話す今野康晴

国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権」は例年通り、酷暑との戦いとなっている。大会初日は最高気温33.4度と発表されたが、コース内の体感温度はそれ以上。帯同キャディ、コースのハウスキャディの計5人がダウンし、途中交代する事態になっている。

その暑さの中で4アンダーをマークし、韓国のS.J.パクと並んで、首位タイに立ったのは横尾要今野康晴の2人。比較的気温の低い午前中にラウンドしたベテラン2人が試合を引っ張る形になった。「何もいうことないですよ。4アンダーは十分でしょ。今日はグリーン周りだけ冴えている。あとはひどいね」と話すのは、6バーディ、2ボギーでラウンドした横尾だ。

最終18番では、ピンまで残り189ヤードで9番アイアンを手にしたがグリーン手前10ヤード止まり。しかし「良いアプローチが出来たから入るかと思ったら、入りました(笑)」と、暑さに耐え続けたご褒美のチップインバーディで締めくくった。

「(暑さ対策?)ないですよ。よく寝て、よく食べて、水分補給。倒れないようにするだけ。オフの間も暑くて外を走る気がしなかったし、体力を奪われると思って温存していました」と、特別な対策も講じず自然体で試合に挑んでいる。

一方の今野も「もう最高ですよ、4アンダーは上出来。昔は暑いのが好きで気にならなかったけど、ここ何年かは非常にきつい。水分を摂らないとね。今日は500ミリのペットボトル8本は飲んだ」と、暑さで精神的にへばりそうなところを好スコアで気持ちよくホールアウトした。(兵庫県三木市/本橋英治)

2013年 関西オープンゴルフ選手権競技