2013年 〜全英への道〜ミズノオープン

粘る川岸良兼、首位と3打差の4位タイ

2013/06/28 18:51
2日続けての「68」。粘るベテランが好位置で決勝ラウンドへ!

「天女が舞い降りたかしら~」とは、この日、川岸良兼のマーカーとしてラウンドに帯同していたミズノ契約の女子プロ、木村敏美の談話。それに呼応するように、2日続けて「68」をマークした川岸も「本当についていた。ラフに行っても深くないし、ミスしてもマウンドに跳ねてピンに寄ったり・・・」と、その幸運ぶりを振り返った。

折り返した2番(パー5)では、ピンまで残り280ヤードを5Wで6メートルにつけてイーグル奪取。「優勝はしたいけど、それよりまず若い子に負けないゴルフをしたい。心の中では“負けるか!”と思ってやっています」と吠える。

46歳となった現在でも、「ゴルフがうまくなりたい」というモチベーションが川岸を駆り立てる。「めくれ上がるドローボールや、高いフェードボールを打ってみたい。楽しくやりたいんです。贅沢な悩みだけど」と、向上心は失っていない。

糸巻きボールの時代、「低い球を打て。上から打てと言われていた」と川岸は言う。「でも、今は入射角が緩ければ棒球が打てる」。低いフェードボールから、新しい球筋への移行が求められる昨今。「練習場では良い球が出るようになってきた」と、川岸も進化を続けている。

2日目を終えて通算8アンダーは、首位と3打差の4位タイ。残り2日で13年8ヶ月ぶりの優勝に挑む。勢いのある若手に負けない武器はなんなのか?川岸は「親から貰った体に感謝。あとはラフからフライヤーを掛けるとか、ゴルフの勘はありますかね」と言う。「レギュラーツアーはフェアウェイが綺麗だし、グリーンも完璧。言い訳が出来ないね。いっぺん、フェアウェイがないコースでやったら、良いところ行くと思いますよ」と無邪気に笑った。(岡山県笠岡市/今岡涼太)

2013年 〜全英への道〜ミズノオープン