フェニックス歴代覇者は上位で決勝ラウンドへ
2013/03/15 21:52
タイのタナシティゴルフ アンド スポーツクラブで開催されている「タイランドオープン」の予選ラウンドで注目組の1つとなったのが、片山晋呉、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)、そして地元タイのプラヤド・マークセンの3人だった。
3人の共通点は日本ツアーの「フェニックストーナメント」で優勝を果たしていること。片山は2000年、ハリントンが06年、マークセンが08年に栄冠を掴んだ。この3人はそれぞれ今大会の練習日に共同記者会見に呼ばれ、試合への抱負などを語った。
初日はハリントンが5アンダーの11位タイ、マークセンは4アンダー22位タイとまずまずのスタート。一方、片山はイーブンパーの99位タイと出遅れてしまった。しかし、2日目は片山が意地を見せた。
10番スタートの前半に6バーディを奪うと、後半も1番、4番でスコアを伸ばし8アンダーとした。最終9番はティショットをフェアウェイ左サイドのバンカーに入れてボギーにしてしまうが、通算7アンダーの暫定32位タイまで浮上してきた。
ハリントンもこの日は6バーディを奪い通算11アンダー暫定5位タイ、マークセンも5ストローク伸ばして通算9アンダーの17位タイに浮上。ラウンド中は笑顔で会話をするなどリラックスムードの3人は、再び決勝ラウンドで戦うことになるか。(タイ バンコク/本橋英治)