片山晋呉「10年越しでアジアと組めた」
2013/03/13 18:40
国内男子ツアーで通算26勝を果たし永久シードを持つ片山晋呉が、今週開催される「タイランドオープン」の記者会見場に、池田勇太、キム・キョンテと共に呼ばれた。開催コースの印象について「以前来たときよりも戦略的なレイアウトに変更されたり、コンディションも素晴らしい」と話した。
そして「私は今週日本から来ている選手の中で誰よりも前からアジアの試合に出ています。当時、こちらのツアーの方から、どうしたら日本のツアーと組むことが出来るかなど相談を受けていました。その後も私は毎年のようにアジア地区の試合にはでています」と続ける。
この日は練習ラウンドをインコースの9ホール行った片山は、ハン・リー(米国)とラウンド。ハンから「アジアにも出るならヨーロッパには行かないの?」と質問を受けると「自分は日本が大好き、でも試合にも出たいからアジアまでは行く。アジア圏なら食事も困らないし、移動もちょうどいいんだよね。ヨーロッパツアーは移動だけでなく、国ごとに入国ビザが必要になったり、天候も不安定だから行かない」とハンにわかり安く英語を交えて説明した。
アジア好きの片山は、今週と2週間後の日本ツアーの試合に出場を予定しているが、その合間にマレーシアのクアラルンプールで開催される「メイバンク・マレーシアオープン」にも出場する。「やばいぐらい真っ黒になって(日本へ)帰るからね」と暑さにも負けず3連戦に挑む。(タイ バンコク/本橋英治)