国内男子ツアー

3月開催のアジアシリーズ 宮本勝昌「日本人が勝たないと」

2013/02/15 16:41
ジャパンツアーアジアシリーズのプロモーションを兼ねたイベントに出席した宮本勝昌(中)とJGTOの山中専務理事(右)

日本男子ツアーとワンアジアとの共同主管で行われる「タイランドオープン」と「インドネシアPGA選手権」は3月にジャパンゴルフツアーアジアシリーズとして開催される。いずれも156人の選手が出場する中、日本ツアーからは60名が参戦予定。同2戦は今季、国内男子ツアーの賞金ランキングに加算されることもあり、序盤戦の重要な試合となる。

日本ゴルフツアーの元選手会長、宮本勝昌は15日(金)、都内で行われたジャパンゴルフフェアに登場。イベントに参加した。トークショーの壇上、半数以上がアジアを中心とした外国人選手との戦いとなることについて「日本人が勝たないといけないと思う。僕ももちろん勝ちたい」と意欲。「2008年のパインバレー北京オープンでは藤田(寛之)さんが勝った。あのときのように日本人選手としての力を見せたい」と力を込めた。

「タイランドオープン」には招待選手としてマスターズ王者のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)、2014年のライダーカップの欧州選抜主将を務めるポール・マギンリー(スコットランド)も出場予定。宮本とともにトークショーに出席したJGTOの山中博史専務理事も「日本人選手の強いところ、アジアの盟主というところを成績で見せてもらいたい。選手にはシーズンのウオームアップではなく、がむしゃらにトロフィーを取りに行ってほしい」と期待した。

なお、この2戦にわたって行われる熱戦の模様はゴルフネットワークが4日間、独占生中継する。(東京都江東区/桂川洋一)