国内男子ツアー

通算31勝 石井哲雄氏が死去

2012/12/28 12:01

「日本プロゴルフ選手権」(1951年)、「関西プロゴルフ選手権」(1956年)など国内通算31勝を挙げた石井哲雄氏が、26日(水)8時20分に肺炎のため兵庫県三木市内の病院で死去した。88歳だった。

石井氏は静岡県で生まれ、主に関西を拠点に活躍。林由郎氏、中村寅吉氏らとともに戦後のゴルフ界を牽引した。1974年からは日本プロゴルフ協会(PGA)の理事職を15年、1983年から副会長職を5年務め、日本のプロゴルフ界発展に寄与。その貢献が認められ、1985年に「日本プロスポーツ功労賞」、2000年に「文部科学大臣顕彰」を受賞した。後進の育成にも力を注ぎ、谷口徹田中秀道の師匠としても知られている。

<主なタイトル>
「日本プロゴルフ選手権大会」(1951年)
「関西プロゴルフ選手権大会」(1956年)
「関西オープンゴルフ選手権競技」(1956年、1961年)
「日本プロゴルフシニア選手権大会」(1978年)
「日本プロゴルフグランドシニア選手権大会」(1988年)
「日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会」(1992年 ほか4勝)