藤田寛之、世界3位のゴルフに「楽しかった」
2012/11/17 18:23
「ダンロップフェニックストーナメント」の3日目、世界ランク3位のルーク・ドナルド(イングランド)と1番のティグラウンドに立った藤田寛之は、ドナルドの目の前でベタピンに付けるショットで早々にバーディを奪った。
ところが、中盤はバンカーに捕まり2度も目玉になるなど不運も重なり4つのボギーをたたくなど苦戦。「今日はボギーが多かった、ついていないのもあるが打っているのは自分なので・・・。ショットは昨日よりも悪かった」と反省をするが、それでもバーディが1つ上回りスコアを1つ伸ばして通算8アンダー4位タイとなった。
ドナルドとの念願のラウンドを振り返り「楽しかったです。不思議な世界です。凄みがないんですよ。一緒にラウンドしてみて、これが3位かという感じですね。ピンにバチバチ付けてくるわけではないから参考になる。自分の目指すべき道はこっちだな。アルバロ・キロスやタイガー・ウッズとかは10代ならまだしも、40代では・・・」と、自身のゴルフスタイルに共通するものを感じ取った。
首位との差は5つと1つ縮めて迎える最終日「トップを狙うのは別として、いい位置。ひとつでも上に行くように、2位がダメなら3位を。でも毎試合そういう気持ちでやっているので、今週も変わらずに行きます」と、爆発的なスコアなどは自身に期待することなく藤田なりのペースで戦う。(宮崎県宮崎市/本橋英治)