国内男子ツアー

ツアープレーヤーたちの素顔<尾崎健夫のダジャレ&横尾要のハプニング編>

2003/04/17 09:00

尾崎健夫が報道陣に向かって、いたずらっぽい笑顔を浮かべながらいきなりこんなことを切り出した。
「君たち、俺と横尾(要)君が実は兄弟だったって、知ってた?」
「・・・え??? そ、それはどういうことです?」
「いやな、俺が“タテオ”であいつが“ヨコオ”・・・、あっはっはっは!(自ら爆笑)」
「・・・(ジェットの古典的ダジャレに一同、目が点に)」

さて次は、そのタテオに“にわか兄弟”にされてしまった横尾要のハナシ。
今年はじめに遭遇したちょっとしたハプニングを、参戦中のUSPGAツアーから一時帰国して出場したジャパンゴルフツアー開幕戦『東建ホームメイトカップ』会場で、自ら打ち明けた。

それは2月に開かれたUSPGAツアー『AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ』練習日のときのこと。
久保谷健一とのラウンド中、ついおしゃべりに夢中になって、まったく前を見ていなかった横尾は“ガツンッ!!” ふいに前頭部に激しい衝撃を受け後ろに倒れてしまった。
見上げるとそこにはコース側に大きく張り出した木の枝が・・・。
それに気が付かず横尾は、真正面から激突してしまったのだ。

「かなり激しくぶつかって・・・。その瞬間は星がチカチカ舞ってましたよ(苦笑)」(横尾)
しばらくはムチ打ち症に悩まされ、「その後遺症がパッティングにも影響した」と振り返る。

「いま思うと、その直後からパットがまったく入らなくなってしまったのは、頭をぶつけたせいでフィーリングが悪くなったからですよ、きっと!」と一生懸命、力説していた。

いずれにせよ、それほど大事に至らなかったのは不幸中の幸い。
クールな印象が強い横尾にも意外におっちょこちょいなところがあると判明した事件だった。

※日本ゴルフツアー機構が発刊しているメールマガジン(プレーヤーズラウンジ)より転載しています。